知命立命 心地よい風景

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2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『三国志演義』第八十五回 劉先主詔を遺して孤児を託し、諸葛亮安居して五路を平らぐ

黄権は呉に退路を断たれ、魏に攻められてやむなく魏に降参した。 しかし、先主は、 「呉に退路を断たれ仕方なく魏に降ったのじゃ。これは朕が悪かったのじゃ。」 と言って家族の知行はそのままにした。 曹丕は賈詡に蜀と呉とどちらを攻めるか計ったが、事態…

【源氏物語】 (弐佰弐拾壱) 蜻蛉 第一章 浮舟の物語 浮舟失踪後の人びとの動転

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

【源氏物語】 (弐佰弐拾) 浮舟 第七章 浮舟の物語 浮舟、匂宮にも逢わず、母へ告別の和歌を詠み残す

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

『三国志演義』第八十四回 陸遜営七百里を焼き、孔明巧みに八陣図を布く

さて、陸遜は、蜀の進行には伏兵がいると見破って動かなかった。そして、近日中に蜀を破るという書面を呉王に届けた。 ここに先主は、軍を分けて水陸から呉を攻めようと兵を進めた。これを知った魏王は、蜀が負けると確信して濡須と南郡に向かうように命じた…

【源氏物語】 (弐佰拾玖) 浮舟 第六章 浮舟と薫の物語 浮舟、右近の姉の悲話から死を願う

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

『三国志演義』第八十三回 コウ亭に戦って先主讐人を得、江口を守って書生大将を拝す

黄忠は、陣頭に駆けつけ、潘璋に挑んだ。潘璋は、かなわぬと馬を返して逃げ帰りさんざんに兵を打たれた。 韓浩、張苞が駆けつけて諌めるのも聞かず、翌日再び潘璋に戦いを挑んだ。しかし、凌統等に囲まれ矢で射られた。そこに、韓浩、張苞が助けに来て呉はち…

【源氏物語】 (弐佰拾捌) 浮舟 第五章 浮舟の物語 浮舟、恋の板ばさみに、入水を思う

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

『三国志演義』第八十二回 孫権魏に降って九錫を受け、先主呉を征して六軍を賞す

さて、先主は、白帝城に兵を止めた。そこに、呉の使者、諸葛瑾が参上し、説得した。しかし、弟を殺されて怒っているので相手されず追い返された。 張松は孫権に、 「諸葛瑾はこの機に蜀に投降し、二度と戻って参りますまい。」 と言ったが、孫権は聞き入れな…

【源氏物語】 (弐佰拾漆) 浮舟 第四章 浮舟と匂宮の物語 匂宮と浮舟、橘の小島の和歌を詠み交す

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

『三国志演義』第八十一回 兄の讎うちに急りて張飛害に遇い、弟の恨みを雪がんとして先主兵を興す

先主が兵を興そうとした時、趙雲は諌めて、 「国賊は魏であって呉ではありませぬ。すみやかに関中に討ってい出られ、逆賊討伐に向かわりますれば、関東の義士たちが自ら王師をお迎えいたしますこと必定でございます。」 「弟を殺した者を皆殺しにせねば、朕…

『シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術』日本人が知らない定期収入のビジネス戦略!

シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術 あなたの会社には定期収入がありますか? 毎月決まった額の給料が振り込まれるのと同じように、毎月決まった額(もしくはそれ以上)の売上があれば、 どんなにビジネスの不安が取り除かれるでしょうか。 また、あなたの…

【源氏物語】 (弐佰拾陸) 浮舟 第三章 浮舟と薫の物語 薫と浮舟、宇治橋の和歌を詠み交す

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

『三国志演義』第八十回 曹丕帝を廃して炎劉を簒い、漢王位を正して大統を続ぐ

さて、華歆等が献帝に上奏し、魏王に王位を譲るように迫った。 献帝はしばらく言葉もなくいたが、一同を見回して落涙した。さらに、リフク、キョシ、王朗にも上奏したので、激しく泣いて奥に入っていった。 しかし、曹昂、曹休達にも強硬され、ついに魏王に…

【源氏物語】 (弐佰拾伍) 浮舟 第二章 浮舟と匂宮の物語 匂宮、薫の声をまねて浮舟の寝所に忍び込む

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

『三国志演義』第七十九回 兄弟にせまって曹植詩を賦し、甥叔を陥れて劉封法に伏す

一同進み出た者を見れば、諌議大夫の賈逵であった。曹丕は大いに喜んで彼に出向くように命じた。 賈逵は、曹彰に 「家には長子があり、国には儲君があります。先王の璽綬は殿の云々される事ではございませぬ。」 曹彰は言葉に詰まり、賈逵はさらに 「この度…

宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ』には、実在のモデルがいた!

宮沢賢治作の詩『雨ニモマケズ』のモデルとされる斉藤宗次郎。 斉藤宗次郎は、岩手県の花巻に1887年に禅宗の寺の三男として生まれ、小学校の教師になります。 内村鑑三の影響を受けて聖書を読むようになり、洗礼を受けてクリスチャンになるのですが、そ…

【源氏物語】 (弐佰拾肆) 浮舟 第一章 匂宮の物語 匂宮、大内記から薫と浮舟の関係を聞き知る

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

『三国志演義』第七十八回 風疾を治さんとして神医身死り、遺命を伝えて奸雄数を終える

さて、漢中王が倒れ、周りの者が内殿に担ぎ込んだ。 一同手当して蘇らせたが、泣いて昏倒する事1日4、5回。3日というもの水も飲まずに激しく泣き続けた。 曹操は洛陽にあったが、関羽を葬ってからというもの夜毎眠ろうとして目を閉ざすと彼が現れるので…

如月に想う。シェリーの叙情詩「西風に寄せる歌」の一節”冬来りなば春遠からじ”を噛み締めて!

今は不幸な状況であっても、じっと耐え忍んでいれば、いずれ幸せが巡ってくるという喩えになっている、イギリスの詩人シェリーの叙情詩「西風に寄せる歌」の一節「冬来(きた)りなば春遠からじ。」(If winter comes, can spring be far behind?) 冬の次は、…

【源氏物語】 (弐佰拾参) 東屋 第六章 浮舟と薫の物語 薫、浮舟を伴って宇治へ行く

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

『三国志演義』第七十七回 玉泉山に関公霊を顕し、洛陽城に曹操神に感ず

呂蒙の謀は、麦城から逃げる関羽に伏兵を用いて捕らえるというものであった。 関羽の手勢は300余人であったが、彼らも呉からの投降を呼びかけられて降ってしまう有り様。仕方なく西川に逃れて軍勢を立て直そうとして、王甫と周倉を麦城に残して関平らとと…

立春大吉!一年の始まりは立春から。”春の気たつを以て也”

今日(2月4日)は心を新たに春を迎え、旧暦では新しい1年が始まるとされる立春の始まり、です。立春大吉にして満月!”春の気たつを以て也”(2015) 暦上、新年は1月1日からですが、人々が生活を営む上での一年の始まりは春と捉えられていたため、立春は一年の…

『00’s radio』 Daft Punk

ダフト・パンク(Daft Punk)は、フランス・パリ出身のトーマ・バンガルテルとギ=マニュエルによるハウス/フィルターハウス/エレクトロ・デュオ。 学生時代のクラスメイトと組んだバンドが音楽誌から酷評された際の“ダフト(愚かな)パンク”のフレーズが気…

【源氏物語】 (弐佰拾弐) 東屋 第五章 浮舟の物語 浮舟、三条の隠れ家に身を寄せる

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

『三国志演義』第七十六回 徐公明大いにベン水に戦い、関雲長敗れて麦城に走る

傅士仁は糜芳に降伏を勧めに来たが、彼はそれをきっぱりと断った。しかし、そこに関羽から兵糧不足なので公安と南郡で米10万石整えよ。という書面がきた。公安が落ちた今となってはこんな大量の米は用意できないと考えている時に呂蒙が攻めてきたので糜芳…

春の節分にして冬土用明け!さあ、一年の始まりの時節にあなたは何を思う?

今日(2月3日)は、「福は内、鬼は外」の節分にして冬土用の明け。春の節分にして冬土用明け!一年の節目に何を思う? 節分は、季節を分けるという意味からもおわかりのように、各季節の始まりの日とされる立春・立夏・立秋・立冬の前日を指します。 現在では…

【源氏物語】 (弐佰拾壱) 東屋 第四章 浮舟と匂宮の物語 浮舟、匂宮に見つかり言い寄られる

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

『三国志演義』第七十五回 関雲長骨を刮って毒を癒し、呂子明白衣にて江を渡る

関羽が倒れたので曹仁は討って出たが、関平はこれを押し戻して帰陣した。関平は四方に名医を求め華佗を連れてきた。華佗は、関羽に 「柱に鉄の輪をつけ腕を通していただき縄で縛った上で、肉を裂いて骨を削って骨に付いた毒を削り落とします。そして薬を付け…

恵方参りで幸運と福を呼び込みにいきましょ!

間もなく節分ということで、この時期になると恵方が気になるかと思いますので、具体的に恵方について、少し整理しておきましょう。初詣は恵方参りで幸運と福を呼び込みにいきましょ! そもそも初詣の起源は、古来に大晦日の夜から元旦の朝まで、新年の平安の…

【源氏物語】 (弐佰拾) 東屋 第三章 浮舟の物語 浮舟の母、中君に娘の浮舟を託す

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…