知命立命 心地よい風景

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2016-02-06から1日間の記事一覧

宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ』には、実在のモデルがいた!

宮沢賢治作の詩『雨ニモマケズ』のモデルとされる斉藤宗次郎。 斉藤宗次郎は、岩手県の花巻に1887年に禅宗の寺の三男として生まれ、小学校の教師になります。 内村鑑三の影響を受けて聖書を読むようになり、洗礼を受けてクリスチャンになるのですが、そ…

【源氏物語】 (弐佰拾肆) 浮舟 第一章 匂宮の物語 匂宮、大内記から薫と浮舟の関係を聞き知る

紫式部の著した『源氏物語』は、100万文字・22万文節・54帖(400字詰め原稿用紙で約2400枚)から成り、70年余りの時間の中でおよそ500名近くの人物の出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む平安時代中期に成立した典型的な長編王朝物語です。 物語とし…

『三国志演義』第七十八回 風疾を治さんとして神医身死り、遺命を伝えて奸雄数を終える

さて、漢中王が倒れ、周りの者が内殿に担ぎ込んだ。 一同手当して蘇らせたが、泣いて昏倒する事1日4、5回。3日というもの水も飲まずに激しく泣き続けた。 曹操は洛陽にあったが、関羽を葬ってからというもの夜毎眠ろうとして目を閉ざすと彼が現れるので…