知命立命 心地よい風景

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『三国志演義』第百三回 上方谷に司馬困を受け、五丈原に諸葛星を禳う

司馬懿は追っての廖化から森の中を逃げ、自分の兜を森の東はずれに捨てて西へを逃げていった。廖化は兜を取ってその方向に追っていったが見つからず陣に戻った。
司馬懿は、魏主から東呉に攻められているので討って出ぬようにと詔を受け、守備に専念した。

魏主は自ら満寵達を率いて東呉を迎え討った。諸葛瑾が大敗して戻ると、陸遜は呉主に計略を伝える使者を送ったが、使者は魏に捕らえられた。秘密が洩れたことを知ると、陸遜は呉主に兵を退くように上奏し陣を払った。魏主は呉が退くと要害を固めて駐屯した。

諸葛亮は、戦いに応じない司馬懿に対して魏延に挑発させ、コウショウに木牛、流馬を持たせて奪われてみせて誘い出した。誘い出された司馬懿は火計を喰らって身動きできず死を覚悟した。その時豪雨が降って辺りの火を消したので逃げることができた。
諸葛亮は一軍を率いて五丈原に陣を布き、司馬懿に女物の衣装を送って挑発した。しかし、司馬懿は笑って諸葛亮の軍務の忙しさを気遣った。
魏軍では司馬懿が辱められたのに討ってでないのを不満に思う者が多く、司馬懿は魏主に上奏文を送って討って出るなという詔を受けた。そして諸侯は討って出るということは口にしなくなった。
諸葛亮は、呉が計が洩れて兵を退いた事を知ると、その場に昏倒した。
そして、
「わしの命は長くない。北斗に祈り、7日間主燈が消えねば12年は生きられよう。もし消えれば必ず死ぬ。無用の者は決して入れるな。」
と言って祈った。
諸葛亮は祈ること6夜目、魏延が魏が攻めてきたと言って慌てて駆け込み、勢い余って主燈を倒してしまった。
魏延は恐れおののき、その場に平伏して罪を詫びた。

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