六大浮世絵師のひとり、鳥居清長!フェノロサが浮世絵師の最高峰に位置付けた、天明のヴィーナスとも呼ばれた美人画を観よ!
喜多川歌麿、鈴木春信、写楽、北斎、広重と並ぶ六大浮世絵師のひとり、鳥居清長を取り上げてみたいと思います。
特に堂々たる八頭身の美人画で、日本国内よりもどちらかというと世界的に高く評価されている清長!
役者絵の名門・鳥居派四代目当主にして、鳥居派の代表的な絵師として役者絵と美人画の双方で時代をリードした清長の特徴といえば、二枚続き、三枚続きの大きな図面に対して八頭身のスラリとした美人画を描いた人物。
群像を巧妙に配置した作品が特徴で、明治のお雇い外国人フェノロサが浮世絵師の最高峰に位置付けた程で、その一連の美人画は天明のヴィーナスとも呼ばれた絵師でした。
一度、ご賞味あれ!
【錦絵】
「飛鳥山の花見」
「吾妻橋下の涼船」
「中村里好の丹波屋おつまと三代目市川八百蔵の古手屋八郎兵衛」
【肉筆浮世絵】
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