知命立命 心地よい風景

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『三国志演義』第百十三回 丁奉計を定めて孫チンを斬り、姜維陣を闘わせてトウ艾を破る

姜維は援軍到着を恐れて、歩兵を退かせて騎馬に後詰めをさせた。
鄧艾は笑って
「追撃すれば彼の計に落ちる。」
と言って追うのを止めた。

ここに呉主は孫綝の横暴に対して兵をおこそうとし、密詔を黄門侍郎全紀に与えた。しかし、全紀が妻に話すと、全紀の妻は孫綝に密告したので事が露見し、孫亮は呉主から下ろされ、先帝に免じて会稽王にされた。
孫綝は孫権の6男、甄姫ュウを呉主にし、永安元年と改元した。
孫綝は丞相に封ぜられ、彼の横暴はますますひどくなった。孫綝は呉主に酒を奉って聖寿を祝おうとしたが、呉主は受け取らなかった。孫綝は怒って、兵をおこそうとしたが、呉主が丁奉と計って、孫綝を誘い出して斬り捨てた。そして、孫綝に殺された諸葛恪達の墓を作って忠義をたたえた。
そして、司馬昭が魏を乗っ取ったら呉、蜀に攻め入るであろうから用心するように使者を出した。

姜維はこの知らせを聞いて北伐の上奏をして20万の兵をおこした。姜維は鄧艾と陣比べをし、鄧艾を打ち破ったが、そこに司馬望が斬り込んできて鄧艾を救った。
翌日、鄧艾は司馬望に姜維と陣比べをさせ、その隙に背後から襲いかかろうとしたが、これを読まれて大敗した。
司馬望の進言で、後主と姜維の仲を裂くために、後主の寵愛している宦官黄皓を抱き込んだ。そして、黄皓姜維が降参するという流言を流させた。
姜維は連日戦いを挑んでいたが、後主の帰朝の命に何事か分からぬまま、兵を退いた。そこを鄧艾は追い討ちをかけた。

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