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エスペラント語を学んでみる!(3) 言葉のルールについて その1

ゆるーくエスペラントを覚えていこうという、このコーナー。
エスペラント語を学んでみる!(2) 文字と発音について

ちなみに前回のおさらいで、次の単語を読んでみてください。
amiko アミーコ 友人
japano ヤパーノ 日本人
rapide ラピーデ 速く
sano サーノ 健康
tempo テンポ 時間

では今回は、言葉のルール その1です。

【名詞】
エスペラント語の名詞には単語のお尻(語尾)に-oがつきます。
・-oがある単語はみんな名詞で例外はなしです。
 例・・・amiko アミーコ 友達、fajro ファイロ 火、炎

・名詞は語尾 -o をもつ。
複数は語尾 -j をもつ。
・対格は語尾 -n をもつ。
・格は主格と目的格(対格)の二つ。
・語根にoを付加したものが主格で、目的格はoの後にnを付ける。その他の格には前置詞を使う。
 -o (単数主格)  amiko (友人)
 -oj (複数主格)  amikoj (友人たち)
 -on (単数対格)  amikon (友人を)
 -ojn (複数対格) amikojn (友人たちを)
・所有格(属格)はde(~の)、与格はal(~に)、助格(奪格)はkun(~とともに、~から、~によって)。
・その他状況に応じた前置詞を使う。例:語根patr(父);la patr’o(その父);la patr’o’n(その父を);de la patr’o(その父の);al la patr’o(その父に);kun la patr’o(その父とともに);la patr’o’j(その父たち);la patr’o’j’n(その父たちを);por la patr’o’j(その父のために)。

【形容詞】
エスペラント語の形容詞には単語のお尻(語尾)に-aがつきます。
・-aがある単語はみんな形容詞で例外はなしです。
 例・・・luma ルーマ 光の、blua ブルーア 青い

・形容詞の数・格は修飾する名詞の数・格と一致する。
 -a (単数主格)  bona amiko (良い友人)
 -aj (複数主格)  bonaj amikoj (良い友人たち)
 -an (単数対格)  bonan amikon (良い友人を)
 -ajn (複数対格) bonajn amikojn (良い友人たちを)

・比較級はpli(より)を、最上級はplej(もっとも)を前に置く。(~よりも)はolを使う。例:pli blank’a ol ne’o(雪よりも白い)。
・個別的形容詞はpoを前に置く。例:po kvin(5つずつ)。

【副詞】
エスペラント語の副詞には単語のお尻(語尾)に-eがつきます。
・-eがある単語はみんな副詞で例外はなしです。
 例・・・blue ブルーエ 青く、varme ヴァルメ 暖かく・暑く、unu’e 1番目に、最初に

・比較級、最上級は形容詞と同様である。例:mi’a frat’o kant’as pli bon’e ol mi私の兄/弟は私より上手に歌う)。
・副詞には品詞語尾 -e をもつ派生副詞と、品詞語尾をもたない本来副詞の二種類がある。
 派生副詞
 bone (良く), multe (たくさん), facile (容易に).
 本来副詞
 hodiaŭ (今日), jam (すでに), nun (今).

・副詞は、動詞・形容詞・文などを修飾する。
 Ŝi lerte veturigas aŭton. (巧みに車をあやつる。)
・派生副詞に対格語尾 -n をつけると、移動の方向を示す。
 hejme (家で) –> hejmen (家へ)

【ここまでのおさらい】
・品詞語尾を交換して、ひとつの単語を異なった品詞として活用できます。
 ekonomio 経済 ekonomia 経済の ekonomie 経済的に
 danĝero  危険 danĝera  危険な danĝere あぶなく
 japano 日本人 japana 日本の japane 日本語で
 amiko 友人 amika 親しい amike 親しく

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