知命立命 心地よい風景

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2017-06-07から1日間の記事一覧

貞観政要より学ぶ!我が身を正す十思と九徳!

帝王学の書といわれていますが、立場に依らず、我が身を正す学問として名高い『貞観政要』です。 この書は、唐の史官である呉兢が編成したとされる太宗の言行録です。 太宗といえば、名将李衛公(李靖)が兵法を説いたのを記録した、「武経七書」の兵法書の…

南洲翁遺訓より学ぶ!敬天愛人と克己無我の体現!

南洲翁遺訓は西郷隆盛の遺訓集で「西郷南洲翁遺訓」、「西郷南洲遺訓」、「大西郷遺訓」などとも呼ばれているものです。 明治維新の最大の功労者ともいわれる西郷隆盛ですが、坂本龍馬が評した「大きく叩けば大きく響き、小さく叩けば小さく響く。馬鹿なら大…

重職心得箇条より学ぶ!元総理も指南とした指導者のバイブル!

江戸時代の著名な儒学者に佐藤一斎という人がいました。 当時、3,000人を下らないといわれた門弟には、佐久間象山、山田方谷、渡辺崋山、横井小楠、勝海舟などといった幕末の志士達が大勢おり、吉田松陰や西郷南洲などもその教えを学んだといわれています。 …

佳書、古典に勤しむ!

佳書という言葉があります。 佳は、よいこと、優れていること、美しいこと、またそのさまを表す言葉ですので、文字通りよい書物ということになります。 よいことやよい人、よい機会というものには出会おうと思ってもなかなか出会うことは難しいですが、書物…